パソコンボランティア あっと 豊島

 

これまでの経緯と活動方針

パソコンはコミュニケーションの手段として今や世界を魅了しています。

「ぱぼっと」(パソコンボランティア@(アット)としま)は1999年、一人の視覚障害者の方が豊島ボランティアセンターに連絡されてきた事に始まります。

「パソコンを買いたいがどうしたら良いか?」

 この方の相談が、社会福祉法人豊島区社会福祉協議会が毎月発行する「豊島ボランティアセンターだより」に掲載され、3人のボランテイアが「お手伝いしましょう」と名乗りを上げました。

 「パソコンリテラシー」という言葉が最近よく言われます。 
今やパソコンがある事とないことの生活環境の差が世界的に注目されて来ています。つまり視覚障害者にとって(勿論晴眼者にとっても)パソコンが出来る事は即コミュニケーションの無限な広がりの可能性を意味します。

 人と人とのコミュニケーションはもとより、インターネットを介して提供されるビジネス、行政、教育、文化、趣味などの様々な情報の収集が安易にほとんど無料に近いかたちでできるようになりました。

 これを万人あまねく人々と享受したい。 しかし視覚障害者がパソコンを勉強したくても、なかなか容易にパソコン指導を受けられる環境が整っていないのが現状です。

 私達「ぱぼっと」は、現在サポーター、被サポーターを含めて15名程ですが、出来ればより多くの志ある人が集い、住み良い社会の創造に貢献する為に、身近に出来ることを少しづつでも「出来る時に、出来る事を、出来る範囲で」誠意を持って皆で協力してやっていきたいと考えております。

 また、現在のところサポートをする対象を視覚障害者に限定しておりますが、将来的
には他の障害を持つ方々や高齢者へのサポートもできればと考えております。

 活動範囲は原則として豊島区内としています。

 私共のささやかな趣旨にご賛同の方は是非一度「ぱぼっと」の定例会にご参加下さい。